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「一生曲がらない背骨をつくる 姿勢の教科書」出版。内容をご紹介します。

この度2019年6月8日に、4冊目(ムック本も入れると7冊目)の著書である、「一生曲がらない背骨をつくる 姿勢の教科書」(マキノ出版)を上梓いたしました。



猫背矯正の専門家として活動し始めて、はや12年が経過しました。姿勢を気になさっている方が全国各地からご来院になるのですが、最近多いのが70歳以上の方です。
ご自身のお子様やご友人などから「背中丸まっているよ!」と指摘され、それが気になってお越しになるケースが多いのです。



またご自身では諦めているけど、ご子息から「(この母の背中を)どうにかしてほしい!」という要望により、一緒にご来院される方も多くいらっしゃいます。



しかしながら、姿勢を直すのに一番大切なことは、私たちの施術もそうですが、家庭においてどんな生活を送るか、なのです。
逆にいうと、これを理解して実践すると、どんな方でもピンとしたいい姿勢を作り出すことができるのです。


よって本著「一生曲がらない背骨をつくる 姿勢の教科書」は、家庭においてどのような考え方でどんなことをすればいいのか、これを一冊にまとめて書き上げております。


ねこ背を招く要因は、「骨盤がまっすぐ立っていないこと」

何歳からでも「背すじピン」の状態は作れるのですが、このためにもっとも重要なポイントとして、「骨盤がまっすぐ立っているか」です。
理由として、姿勢の悪化は、骨盤がまっすぐ立たなくなったところから始まるからです。


まっすぐ立たなくなると、骨盤が前や後ろに傾きます。
骨盤が傾いているのは不自然な状態ですから、バランスを整えるために無意識になんとか補おうとします。


そうして出来上がるのがねこ背なのです。


また長年ねこ背の状態が続くことで、体自体がバランスの修正を積み重ね、筋肉が固めたり、背骨や骨格が変形したりして、エビのように曲がった姿勢ができあがるのです。


よって本著では、ピンとした姿勢を取り戻すために、根本的なところである骨盤から治していく方法をお伝えしております。


ただしどんなに効果的なプログラムを組んだとしても、継続できなければ効果が出ません。
簡単でなければ続けられないものです。


よってこの本で紹介するプログラムは、1日10秒からできるものに厳選しております。

第1章「背すじピン!」を叶えるために

第1章では、姿勢が悪化する要因について書かれています。


日常生活において、姿勢が悪くなる要素はたくさんあります。
1日中パソコンを打っていたりとか、スマホの取り扱い、履いている靴、座るイス、運動不足・・・挙げようと思えば本当にたくさんの要因がどんどん出てきます。


年をとれば姿勢が悪くなるのは当たり前?


また「年をとれば姿勢が悪くなるのは当たり前」と思われている風潮があります。
確かに加齢は背骨を曲げていく要因です。骨密度とともに筋力も落ちてきます。


しかしながらその骨が弱くなっているのに、弱った筋力で身体を支えるわけです。
十分に支えられるかというと、難しい方もいらっしゃるのではないでしょうか?

最重要ポイントは、骨盤と股関節


よって背骨を曲がりにくくするために、最重要ポイントがあります。
それは、骨盤と股関節において、いい状態を保つことです。


特に骨盤はしっかり立てる必要があります。


骨盤が前傾すると、おなかが出てお尻は後ろに突き出します。
腰椎は前弯、つまり反り腰になり、その反った反動で背中が丸まってくるのです。


逆に骨盤が後傾すると、お尻が引っ込み、腰から背中全体が丸くなってきます。


どちらにしても、いい状態ではありません。


よって骨盤を立てることが大切なのです。

「背すじピン」の実現を妨げる三大難問

しかしながら、姿勢を良くしていく上で難問が待ち構えています。

  1. 形状記憶された姿勢は矯正が難しい
  2. 姿勢が悪くなると、たちまち関節痛など悪循環が起こる
  3. 背骨が大きく曲がってからでは回復が難し

こういう三大難問がありながらも、突破する方法はあります。
これから私がやってきた方法をお伝えします。


姿勢を良くする唯一の方法とは?

姿勢を良くするための解決方法とは、「傾いていた骨盤を立てること」なのです。
そうすることで、以下の3つの要因を解決できます。

  1. 骨盤の根本的なケアによって、ねこ背の形状記憶が消去できる
  2. 骨盤の根本的なケアによって、関節痛の悪循環を断ち切れる
  3. 骨盤から始めて手順を追っていけば、腰が曲がった状態でも改善が可能

第2章 背骨はどう曲がっていくのか?

第2章では、骨盤の傾きから背骨が曲がってくる仕組みや、日常生活において背骨が曲がる習慣をお伝えしております。

背骨が曲がっていく過程について

背骨が曲がっていくにあたり、3つのステージがあります。


ステージ1;首曲がり期

ステージ1 首曲がり期

ねこ背初期〜定着期で、骨盤に傾きが出てくる。


ステージ2;背曲がり期

ステージ2 背曲がり期

背骨がより曲がり始める。背骨が関節化する。


ステージ3;腰曲がり期

ステージ3 腰曲がり期

さまざまな老化現象が出現する。

あなたのステージが分かるチェックリスト

あなたがステージ1〜3のうちどれに該当するのか、チェックリストの一部を挙げておきます。

  • 40代以上である
  • 最近「姿勢が悪くなった」と言われたことがある
  • 前屈が苦手だ
  • 脚が90度以上開かない
  • 腰痛、ひざ痛、股関節痛のいずれかがある
  • バンザイの姿勢が取りにくい
  • ささいなことで骨折したことがある

第3章「一生曲がらない背骨」のつくり方

一生曲がらない背骨をつくるための対策を、ステージ別にご紹介します。

ステージ1;首曲がり期での対策方法

首曲がり期では、「骨盤を立てるストレッチ」をメインで行ないます。
骨盤が前傾している方と、後傾している方とでは、行なうべきストレッチが異なります。

骨盤前傾の方向けのストレッチ

骨盤前傾の方は、
○太もも前面伸ばし
○股関節前面伸ばし
を行ないます。

骨盤後傾の方向けのストレッチ

骨盤後傾の方は、
○太もも後面伸ばし
○太ももだっこ
を行ないます。

※主な行ない方は、「一生曲がらない背骨をつくる 姿勢の教科書」をお読みになってください。

ステージ2;背曲がり期での対策方法

背曲がり期では、首曲がり期で行なった「骨盤を立てるストレッチ」に加えて、「タオルワーク」というものを行ないます。
硬く丸めたタオルを背中に入れていく方法です。

ステージ2ではタオルワークを行なう。

タオルを入れる箇所は、以下の4つです。

========================
①股関節から曲がっていく方    →仙骨
②腰から曲がっていく       →腰椎1〜2番
③背中の中央から曲がっていく   →胸椎8〜9番
④背中の上のほうから曲がっていく →胸椎3番
========================

また背骨に入れる場合は、以下のようにバンザイするとより効果的です。

背骨に入れるときは、バンザイをする

背中にタオルを入れたまま、1分間キープしてください。

ステージ3;腰曲がり期での対策方法

腰曲がり期では、背曲がり期で行なった「骨盤を立てるストレッチ」と「タオルワーク」に加えて、「筋トレ」を行ないます。


しかし筋トレと言っても、ご高齢者に筋トレができるかというと、難しいと思います。


体力にあった、優しい筋トレを行ないます。
以下の2つを行なってみてください。

  1. 姿勢まっすぐウォーキング(曲がった状態から体を起こしてまっすぐにして、そのまま1分間ウォーキングを行なう)
  2. 立ち上がり筋トレ(イスに腰かけて、その姿勢から立ち上がる)

第4章 よい姿勢がもたらす10大効果


第4章では、姿勢によってもたらされる効果を10個挙げております。
その中の3つをピックアップしてご紹介します。

効果① 楽に速く歩ける!

姿勢がよくなると、楽に、速く歩けるようになります。
安定性が増して、転びにくくなります。


姿勢が悪い方は、股関節が硬い傾向があります。
骨盤がまっすぐ立って綺麗な姿勢になると、足を前に踏み出しやすくなるのです。
よってひざを伸ばして着地しやすくなってくるのです。

効果② 身長が伸びる

姿勢が悪い人は背中が丸くなっていますから、そこを伸ばすだけでも身長のアップにつながります。


ただもっと簡単に身長を伸ばす方法があります。
それは、傾いていた骨盤を立たせることです。


骨盤が立つだけで、身長が1〜2cm伸びることが多いのです。

効果③ ダイエットできる!

腰が曲がると、背中の筋肉や下半身の筋肉がじゅうぶん機能しなくなります。
つまり基礎代謝が低下し、痩せにくく、太りやすくなるのです。


骨盤が立ち、筋肉が軟らかくなって機能が正常化すると、代謝も自然とアップし、痩せやすい体になります。

第5章 ねこ背をリバウンドさせない生活術



第5章では、日常生活において気をつけるべきポイントをあげます。
その中で特筆すべきことを、このブログでご紹介します。

鏡を見る

今の自分の姿勢は、感覚に頼ってしまっています。
よって実際に自分の目で見て、今の姿勢がどうなっているのか理解する必要があります。


また今行なっている対策が効果が出ているのかも、鏡でわかります。
特に自宅の鏡に映った頭の頂点に、粘着テープなどを貼っておくと目印になります。

イスの座り方

正しい姿勢の大原則は、骨盤がまっすぐ立っていることです。
しかし座っている時の姿勢は、かなり崩れやすいものです。


この時に「お尻の穴がまっすぐ下に向くようにして座る」のが原則です。


もしこれが難しいとき、硬めに丸めたバスタオルを、イスの背もたれの腰部分に当ててみましょう。
いい姿勢がキープできますし、その後外した後もいい姿勢が持続します。

歩き方

歩き方は、いい姿勢を作るチャンスです。
理想は、できるだけ大股で、よく腕を振って歩くことです。


これがうまくできない人は、ここを意識してみてください。


「いつもより5cm歩幅を余計にとって歩く」


たった5cm頑張るだけで、大股で綺麗な姿勢で歩けるようになります。

第6章 丸くなった背中がピンと伸びた体験談

今回以下の4名の方に体験談をいただいております。

  1. 80代からでも美しい姿勢になれる!ひざが伸びて歩くのも速くなった(81歳 主婦)
  2. ねこ背が改善し若い頃の身長に戻った!心の状態もポジティブに!(65歳 主婦)
  3. 悪い姿勢が招いた腰痛が治りフィットネスクラブに通える!(71歳 男性)
  4. ねこ背を軽度のうちにケアしたら古傷のひざ痛・肩こりも解消(55歳 女性)

あとがき

こちらは、これから綺麗な姿勢をつくりながら充実した人生を送るための、考え方をお伝えしております。
ぜひ最後までお読み頂ければと思います。

老化というと、多くの方が避けて通れない道です。
しかしながら姿勢など骨格的な要因は、予防はできるものです。


今まで20,000人以上の患者様と本気で向き合うと、

「この方は、イスの生活が多かったのでは?」

「この方は足を崩して座っていたんだなあ・・・」

「この方は目の悪さが姿勢に影響してしまったんだなあ」

「この方は、おそらく人がよくて、いつも『すみません』が口癖だったんじゃないか」

いろいろなことを見えてくるものです。


もちろんその方に応じた対策を講じていく必要はあります。


よって本1冊で全て網羅することは難しいことです。


しかしパターンはある程度決まっているものです。
よって少しでもリンクしやすいパターンについて、まとめてご紹介しました。


この「一生曲がらない背骨をつくる 姿勢の教科書」がみなさんのお役にたてると嬉しいです。


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